前回の記事で
豊川市にある砥鹿神社へ参拝にあがったのですが
参拝後に「まだ帰るには早いなぁー、、もう少し時間があるからなー」と考えていました。
豊川稲荷が近かったので、そちらに行こうかどうかという気持ちで迷っていたのですがなぜか行く気持ちになれず、、
何度か訪れたことがあるので、せっかくなら違う神社に行ってみたいなと思いまして
気になる神社をGoogleマップで探すことに。
すると、そこから少し10分ほど車で離れた場所に「賀茂神社」という神社を見つけました。
こちらは「賀茂菖蒲園」という神社の入り口に菖蒲の花がたくさん植っていることで有名なようでした。
赤い太鼓橋なんかもあって、ちょうど時期も見頃で「これはちょうど良いかも」と思い行くことにしました。
ですが、事前に調べていたときに画像が出てきて
私は花よりも神社の雰囲気?空気感が気になって行くことにしました。
そこは直感で決めました。
少し車で走っていきまして、田んぼの道を走るなどして10分ほど。
「え?こんな細いところ曲がっていくの?」とナビが示す通りに道なりに走っていくと
ある会社の入り口の横路から神社の駐車場に繋がる道を発見しました。
そのじゃり道から入り、駐車場に停めます。
外はシトシトと雨が降り続いています。
このような天気ですから、誰も参拝客はいませんし車も止まっていません。
この賀茂神社は、ちょっとした山?というか森?というか、、小高い山の上にあります。
さほど上るわけではないですが、階段を5、60段くらいは上る感じです。
で、私がとめた駐車場はどうやら正門ではなく、横側からの入り口だったようで、菖蒲園の方ではなく花はどこにも見当たりませんでした。
ま、いいか。と思いつつ参道を歩いておりますと、両脇に風車が等間隔に設置してあります。
不自然に1つだけ風も吹いていないのに回っている風車を横目に、本殿へ向かって歩いていきます。
長い階段を登り切った先に、見えてきたのが「賀茂神社」です。
参拝客は誰もいません。
というか、神職さんも巫女さんもいません。
きっと、平日は常駐されてないんでしょう。
それにしても、静まり返っていて雨のシトシトという音だけが森を包み込んでいます。
周りは木々と古めかしい社務所や建物が並んでいます。
怖くはないんですが、なんとも不思議な感覚です。時間が止まっているような、誰かに見られているような。
動画を撮りながら歩いていましたが、撮ったものを見返してみたら思わず「すごー」と呟いていました笑
それぐらい荘厳な雰囲気でした。
絶対神様見てるやん。と思ってしまうような感じです。
で、神社の前に門のようなものがありまして、そこの横というか左手に大きな木があるんです。
あれは、どうやら御神木なんですって。徳川家康が逃げてこの木のくぼみに身を隠したんだとか。
その大楠の枝葉がちょうど本殿の前の頭上まで迫り出しているんです。
で、その本殿の前で「そろそろ参拝するかな」と思って傘の絵の部分を小脇に抱えまして携帯しまって、小銭をポケットから出して、、、
と何やかんやしていましたら、その時。
「バチバチばちばち!!!!!!!!!!!!!!」
とかさめがけて雨粒が大量に降り注いできたんです。
別に突風なんかも吹いちゃいません。特に鳥が揺らしたわけでもなく。
自然にその葉っぱに溜まった雨水が私の傘にめがけて降ってきて
シンプルにめっちゃびっくりして、心臓がドキドキしてしまいました。
ただでさえ「なんか出そうな雰囲気。。。」と思いながら参拝してましたから
この雨の音に死ぬほどびっくりして目ん玉飛び出て賽銭箱に入るんじゃないかってくらい驚きました。
神様の歓迎サインにしてもさ、こんな歓迎の仕方あるか?ってくらいびっくりしたんですけど、ここまではっきりと意思表示してそれを体験できたことにとても嬉しさを滲ませていたのもまた事実です。
私が参拝している間中はずっと他の参拝客とも鉢合わせずに、1人時間を堪能させていただきました。
「すごいなー。不思議だなー。」
と感じながら、参拝をし、社務所で御朱印もいただきまして
最後に正面の鳥居から出て菖蒲園で菖蒲の花を満喫し帰路につきました。
ちなみに菖蒲の花言葉は「良い便り、希望、朗報」らしいです。
ここに導かれたことで、何か良いお知らせがあるのかなーって心を弾ませながら
帰りましたとさ。
ではまた次回。