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【奈良県吉野郡十津川村:玉置神社】玉置神社のパワーはすごかった①

先日、奈良県にある玉置神社へ初めて行ってまいりました。

名古屋から車で走ること4時間。。。。

地図で見ると距離的にはそんなに遠くないはずなのに、4時間もかかるとは、、、

最初は8時とか9時くらいに出て昼過ぎとか、午後に着く感じでも良いかなと思っていたのですが、前日になってソワソワし出して色々調べていると

「土日の一番混雑する時間帯は10時〜12時」という情報が。

まずい。

9時に出発しているようでは混雑にダダ被りです。

それだけは避けたいし、できれば人が少ない方がいいな。。。と思っていました。

というのも、この玉置神社は山の上にありまして、頂上にほど近い場所にある神聖な神社です。

ですので、まず混雑している時間帯と被るとただでさえ狭い山道をワンボックスの車で通ることになるので怖いし、結構大変になりそうです。

だから、車の通行が少ない時間帯が良いなと思っていました。

加えて、正式参拝もしたいと思っていたのでできるだけ混んでいない時間帯に受けたいなという気持ちがありました。

というわけで、4時半起きの5時出発という強硬手段で9時台に着くように家を出ました。

大きなSAでお店が開いているような場所は早朝の時間帯に通り過ぎ、朝ごはんを買いたいなーと思う時間帯になる頃には店が開いていない道の駅的なものしかありません。

「神社に到着する前には何か食べたいな。。」

そんなふうに考えていたところ、熊野市あたりで奇跡的にコンビニを見つけパンとコーヒーを買いました。

そこからさらに山道をひたはしり続けます。

正直なところ、Googleのナビで行けるのかな、大丈夫かな、、という不安がありましたが

結論から言うと無事に辿り着けました。

しかし、到着するまでに結構大変というか、不安です。特に初見では。

道に迷わないように事前に何度も下調べして、途中どんな目印があるのか。

看板があるのか。標高はどれくらいの場所にあるのか。

初めてでいく場合は事前の知識が鍵となります。特に、この玉置神社は「呼ばれないと辿り着けない」ことで有名です。

自分は辿り着ける人間なのか。呼ばれているのか。

そんなことはわからないので、それもまた不安材料になります。

ナビの検索の仕方も丁寧にします。

ただ普通に「玉置神社」と入れるだけでは、神社付近をナビされるものの全く違うルートで示されたり、途中でナビが終わってしまったりと、山中のナビでは不可解なことが時々起こるのです。

ですから私は「玉置神社 駐車場」と入力し、しっかりそこにピンポイントに絞ってルートを設定しました。

こうすることで、その駐車場までの道がきちんと表示されますし、多くの人が使うわかりやすいルートで表示してくれます。

車のナビは古い場合があるので、私はスマホのナビにいつも頼っています。

そんな中、熊野市側から入って行った私は看板を見つけます。「玉置神社はこちら」的な看板を。

大きくぐるんと回る形で坂道を登り始めますが、ここからが試練の始まりでした。

事前の知識として「車がすれ違うのは大変」と言う情報が頭に入っていましたが、まだ最初の入り口段階ではそれほど大変さは感じず、むしろ「これ楽勝じゃん」と思えるほど幅の広い道でした。

しかし、次第に狭くなったり、グネッていたり、落石があったり、、轍があんまり見えないほどの「車あんまりここ通ってないんじゃない?」的な道をグングンと進んでいきます。

次第に、心がドキドキしてきます。。。

本当にこの道で合ってるんかな。。。。

以前、静岡の小國神社で車でとんでもない小道の山道を案内されて辿り着けなかった経験がありましたので、恐怖が蘇ってきます。(詳しくはまた別の記事で書こうと思います)

でも、ナビはひたすら駐車場までの道を示していますし、時折「玉置神社」の看板も現れます。

その度に「いや合ってるんだよな。よかった。」と思いながら進んでいく訳ですが一人ですから怖いんです。

その恐怖を打ち消すかのように、気づいたら一人で、いやある存在に話しかけていました。

「いや、これ行ける?」と思っても、「大丈夫。何度も険しい山みちを俺の運転で乗り越えてきたじゃん!任せとけセレナちゃん。」←車は日産のセレナ

とか

「こんな道対向車来たら。。。神社に行くには神様の助けなしでは行けないよ!ちゃんと助けてくれよ神様ー!!!」と声に出して喋りながら走っておりました。

走行していると、前方の曲がりくねっているカーブの先に小さな橋というか、小川を越えるための3メートル程度の橋と、山から流れ落ちる滝の様子が現れました。

その景色にうっとりとしてしまった私は車を少しとめて、パワーウィンドウを開けまして

その音と香りと空気を堪能していました。

時間にしておよそ30秒くらいだと思うんですが、体感としては3〜4分くらいに感じられました。

そうして満足した私は車を再び走り出したんですが、そしたら前方からブゥーン!!と軽トラが走ってきました。

本日初めての対向車です。

きたか。。と思いましたが、この止まっていた滝の場所のすぐ前に待避所がありましたので、何の苦もなくやり過ごすことができたんですが

「あー、そろそろ車が行き交う時間帯になっちゃったかー。。9時回ってるもんなー。。」

そんなふうに感じながら、先を急ぎます。

道は段々と狭く険しくなってきます。カーブも多いです。

ひたすら走ります。

。。。。

。。。。。。。

。。。。。。。。。。

全然対向車が来ません。

「え?道あってる?」と思いたくなるほど対向車が来ません。

おそらく、まだ時間帯が早かったのもあって帰る人がほどんどいなかったんだとは思いますが、それにしてもスムーズにドライブができています。

結局、1台しかすれ違うことなく神社の駐車場に着くことができました。

到着してからふと感じました。

「あの時、あの滝の場所で停止して窓開けてしばらく眺めていなかったら、きっと進んだ先でバックして道を譲っていただろう」

と。

きっと、私が言った「神様助けてー」と言う言葉をしっかり聞いてくださっていて

神様は「あ、もうすぐ車と鉢合うやん。これはこの場所で止めといたらな」と思って滝に目をやるように仕向けてくれたんだと。

そうとしか考えられない。

ちゃんと助けて欲しい時は素直に言うもんだなと思った前半戦でした。

とにかく、無事に辿り着けてホッと一息し、正式参拝を受けるためにスーツに着替えます。

ー続くー

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