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【奈良県吉野郡十津川村:玉置神社】玉置神社のパワーはすごかった③

玉置神社シリーズ長くてすみません笑

続きになります。

正式参拝を終えまして、色々とお守りやらお札やらのグッズ(←グッズ言うな)を買い込みまして車に戻ります。

ひとまず、参拝は無事に終えることができましたので、今度はどうしようかなーと考えておりました。

宿に行くには早すぎるし、ここで時間を潰すのもなぁ。。。と思っていた時に、「そうだ山頂まで登ってみよう!」と決意しました。

山頂に近いと言うことは知っておりましたので、登山用の靴や着替えも持ってきておりました。

それに、体力的にも少しお腹が空いていたくらいでしたのでまだいけそうだと思ったのです。

ちょうど、お昼ご飯が駐車場の一角にある売店で売られていましたので、そこで名物の「めはり寿司」を買い込み、

その売店のおばあちゃんに「これ箸つけてあげるから、山頂で食べておいで!帰りはゴミはまたここに持ってきてくれたら良いから!」と言われ

あ、山頂で食べるのめっちゃいいやん。と思いながら登ることにしました。

スーツから万全の登山体制に着替えまして、いざ登頂開始。

すると、登っていきなりハードな足場の悪い坂が始まります。前方に、2人くみのおばちゃん。

私はすぐに追いつきました。

ふっと見ると、そのおばちゃん2人は登山をするような格好でもなく、普通の服で、普通の街用の女性ものの履き物で、、、

登山するつもりはなくって、急遽登ろうと思ったのかな?と言う服装でした。

万全の登山体制にする必要もないくらいすぐに山頂に登頂できるので、安易に考えがちですが、登山は登山です。

案の定その2人組のおばちゃんはめっちゃヒーヒー言いながら登ってました。

「こんにちはー」と軽く挨拶をかわしながら追い抜かしていただきました笑

そして、またしばらく歩いていると、今度は向こう側からスーツ姿の、年頃30代後半の男性と20代後半くらいの女性が歩いてきてすれ違いました。

「え、スーツ?」と思いましたが、私のように正式参拝を済ませてきたのでしょうか。

それにしても、2人とも革靴です。

仮に向こうがわ(神社がわ)から登ってきて私とすれ違ったのだとしたら、めっちゃハードな急勾配の階段を上がったきたのか。

それとも、私と同じルートで進んで登頂してまた駐車場まで逆戻りしたのか?

いずれにしても、よくあの服装で登れたなぁ。。とあれこれ考えておりましたら私も山頂につきました。

山頂には1組のグループがいまして、私が着いたらそのグループは降りて行きました。

そのグループが去った後。山頂はとても静寂に包まれて、私一人だけですが、無音の状態でそこに佇んでいたんです。

で、本当になんの音もしないんです。

大体、森の方とか、深夜の街中とか、一人になった場所でも大抵何かしら音ってするじゃないですか。

でも、「無音」なんです。

ちょうど、防音室に放り込まれたような感じです。

トンボがたくさん飛んでいて、周りには誰もいない。

なんか、言葉では言い表せないんですが、不思議な感覚に包まれました。

で、お昼ご飯のめはり寿司を食べようかと思ったんですが、暑いし、座るとこもないし、虫がブンブン言ってるし

ちょっと怖くなって「下山してから車で食べよう!」と思って食べるのやめました。

そして、下山していくことにしました。

先ほどの山頂にいたグループと結構間を開けようと思って時間を稼いでいたんですけど、意外とスローペースだったのですぐに追いついてしまいました。

私は何にも気にしてなくて、ゆっくり気をつけて降りてよーと心の中で思っていたのですが

3人グループでご家族?だったのか、娘さんとお父さんとお母さん。60代?くらいの中年です。

そのおばちゃんが一番最後尾だったのですが、よく見たらパンプスというかペラペラの靴で日傘持って。

よくここまで登ってきたなぁ。。。なんて思いながら後ろを下山しているとチラチラこちらをみて

「あの、いくなら早く行ってください!!」と息を切らしながら少しキレ気味で言われました。

「あー、はいはい。すみませんねーお気をつけてー」と言いながら先に行かせていただきました。

そうこうしていると、なんだか人だかりがあるお社に辿り着きました。

ここが有名な「玉石社」です。

有名なのかどうかは知りませんが、ここが玉置神社の元祖となる場所らしいです。

で、本殿に参拝する前にここにいくのが通例のようですが、私は最初には行きませんでした。

調べていたらそんな話を目にはしたんですが、まぁいっか。と思って。

ちょうど、下山している時に差し掛かったところで並んでいる方が2人くらいになったので私も並んでいると、

下の方から「ひー、ひー、あーづかれた!あー!!」と言って

180センチくらいの高身長で年頃60歳くらいの少し色黒のひょろっとしたおじさんが登ってきました。

先に譲ろうかなとも思ったんですが、めっちゃ息を切らしていたのでどうしようかなと思っていると

「あ、さきどうぞ」と言われたので先に並ぶことにしました。

私が並んでいる間にも、なんか一人でぶつぶつ喋っています。多分、喋るのが好きな人なんでしょう。

きっと、話しかけたらたくさん話ができるだろうなと思いましたが、神域ですのでやめておきました。

私の前にも年頃50代くらいのおじさんが一人並んでいます。

そのおじさんが丁寧に参拝を終え、私と交代したところでそのおじさんは、私の後ろに並んでいる「ゼーゼーおじさん」に話しかけた様子でした。

私は、話し声が若干聞こえつつも、参拝に集中して、終えて後ろのおじさんと交代しようと思って歩き始めると

2人の会話が聞こえてきます。

ゼーゼーおじさん「私ね、不思議なことというか、スピリチュアルなことがすぐわかっちゃんですよ。鋭いというかね。だから、ここの木とか人のオーラとかすぐわかっちゃうんだよね。でも、ここの神職というか神主はダメだね。そういうことを参拝キ客に全然言わないし、言ってあげたらいいのに全然言わないんだもん。。。それと、、、、うんたらかんたら」

と私の前に並んでいたおじさんにめっちゃ話していました。

なんだかそんな気はしましたが、やっぱりこういうタイプの人だったか。話しかけなくてよかったーと思っていたら

私の前のおじさんはニッコリ穏やかにうんうんと頷いて話を聞いていました。

私は「いやこの話聞いてるおじさん精神レベル神様やん」と思い、すげー。。と思いながらそこを通り過ぎました。

私は、神様に何を見せられているんだろう。と半笑いしながらその残りの道のりを下山しました。

みなさん、こんな山奥の、すごい苦労する場所にはるばるきて参拝するなんて、若しくはさせてもらえるなんて

ここにいるみなさん愛されているんだろうなー。。と思いながらなんともほっこりした気持ちになりました。

本殿に戻ってきたところで、改めて玉置の神様にご挨拶をし、気になるお社やめっちゃでかい御神木にもご挨拶しました。

そんなこんなでお昼になる頃には駐車場もいっぱいになり、参拝客もたくさんの人とすれ違うようになり

なんなら子供もいて家族連れできている人もいたりとか

たくさんに人に信仰されている神社なんだなーと思いました。

とっても素敵な神社です。

私の「好きな神社ランキング」で堂々のトップに躍り出てしまうくらい好きな神社になりました。

初めて行った、しかも神聖な神社なんですが

正式参拝したり、登山したりして何度も参道をぐるぐるしているうちになんだか自分の家みたいな感覚になって

失礼かもしれないんですけど、なんか実家に帰ってきたような。。そんな感覚になったんですよね。。。

だから、ここの神様大好きだなって思いました。

その理由は、その日に泊まった旅館で見た「夢」が大きな引き金となっているわけですが

その話は次回にしたと思います。

ではでは。

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